ロンドンのサクトモチャンネル

パリのユーチューバーは、

中村しゅうじさん裏道散歩できまりだけれど、

ロンドンにもいいひとがいる。サクトモさんだ。

詳しくて、サヴォイホテルの玄関口だけ車が右側通行の理由、など

すごいクイズネタみたいなことまでよくご存じだ。

実際、中村さんが美術の勉強からカメラワークが美しく、

パリの壁の彫刻や看板のちょっとした意味まで教えてくれる面白さと別に

サクトモさんの、長く現地にいる人らしい親しみやすいうんちくとは

どちらも双璧、実に良い。

おもしろい!


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パリ13区 映画批評 

むかし親と住んでいたところで、このあたりは今も昔も、生活の匂い。

日常の雰囲気がある。

中国人が多いところで、スーパーに中国のものはあるが、日本のモノはなく、親と中心部の店まで買いに行った記憶がある。

白黒の画面が似合い、そういう映画が日本に最近ないのが物足りない。

今は治安が悪くなったと最近のネットで見た。

金のない都市住民が、闇の世界に潜る。

世界どこでも起きること。

泥棒を繰り返しても、どこにも解決策はないのに。

 

行政の取り組み方が重要になる。

NYも一時治安が良くなっていた。

 

フランス革命をひきおこしたカフェたち

残っているものも、そうでないものもある。たとえばこんなところ。

 

「カフェ・ド・フォア(Café du Foy)は、パリのパレ・ロワイヤル内にあるカフェです。1686年に開業し、18世紀にはフランス革命の中心地となりました。このカフェには、当時の著名な哲学者や政治家たちが集まり、議論を交わしました。その中でも最も有名な人物は、カミーユ・デムーランです。デムーランは、1789年7月12日にこのカフェで演説を行い、フランス革命の勃発を呼びかけました。

カフェ・ド・フォアは、現在もパリで最も人気のあるカフェの一つです。店内は、18世紀の雰囲気を残しており、多くの観光客が訪れます。また、カフェ・ド・フォアは、パリで最も美味しいコーヒーを提供するカフェとしても知られています。」(Bardの回答から。)

カフェ・プロコープもよく紹介される。ディドロらがいたカフェとして有名だが、いまは観光化されており、嵐山のみやげ屋みたいで、あんまり感心しないが。二階は静かなのだろうか?

 

 

新聞とカフェのつながりも深い。カフェに置いてあり、読まれたうえで、議論が始まるのだ。マラーがつくった「人民の友」という新聞も、印刷所が旧プロコープの真裏にあったという。急進派のアジトのような場所だった。

 

フランス革命前からあるパリのカフェは、次のとおりです。

  • カフェ・プロコプ(Café Procope)
  • カフェ・ド・フォア(Café du Foy)
  • カフェ・ド・ラ・レジェンド(Café de la Régence)
  • カフェ・ド・ラ・パリジェンヌ(Café de la Parisienne)
  • カフェ・ド・ラ・コンコルド(Café de la Concorde)

これらのカフェは、いずれも17世紀から18世紀にかけて開業し、フランス革命の中心地となりました。また、これらのカフェは、フランスの文化や歴史を語る上で欠かせない場所となっています。

カフェ・プロコプは、1686年に開業したパリ最古のカフェです。このカフェには、当時の著名な哲学者や科学者たちが集まり、議論を交わしました。また、このカフェは、百科全書の編集作業が行われた場所としても知られています。

カフェ・ド・フォアは、1686年に開業したパリのパレ・ロワイヤル内にあるカフェです。このカフェは、フランス革命の中心地となり、多くの著名な政治家や哲学者たちが集まりました。

カフェ・ド・ラ・レジェンドは、1681年に開業したパリのマドレーヌ地区にあるカフェです。このカフェは、チェスや将棋などのボードゲームが盛んに行われていることで知られています。

カフェ・ド・ラ・パリジェンヌは、1700年に開業したパリのパリジェンヌ地区にあるカフェです。このカフェは、女性客に人気のあるカフェとして知られています。

カフェ・ド・ラ・コンセールは、1782年に開業したパリのパリジェンヌ地区にあるカフェです。このカフェは、演劇や音楽を鑑賞する場所として知られています。」

地図と文章、町と文、パリの場合

町のいたるところから、勝手に文学が、自生するようなものは面白い。

町の角に、歴史の中の言葉が、刻み込まれている。

それを地図で、一覧できたら面白い。

Paris アートと文学地図 - Google マイマップ

僕が作っているもの。

絵もあるが、言葉もある。

詩句が生まれたところ、

小説の中の一場面。

それはインターネットならできる。

東京でもできるけど、ここはパリで考えた。

 

place contrescarpe  Hemingway

Grand Boulevard  Flaubert

Monmartre  lettre de Gogh

Cafe de Flore Sartre

Vincenne  Deleuse

 

こういった大作家の引用に混ざって、

僕やほかの人の、平凡な文章も表示できると面白い。

なぜなら、絵でも文学でもだが、

良いものを知るためには、たくさん平凡なものを読むのがいいのだ。

さらにはここから、実際に誰かが歩き、その場所で何かが起きる。

文字とフィクションから現実が派生する。

そうやって世界が形作られてゆく。

それを想うと面白くなる。


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レンヌの街角 日陰

地方の都市の午後 日陰

石の町の日陰

暗がりがあちこちにあり、照明はない

あの静かさは、街中は車が走らないことが理由

市内は歩く

 

日本も、洪水対策で、街中は共同住宅、一階は物置か何か

堅い建物

木造一戸建ての街並みは、そろそろ終わるべき

木造一戸建て政策だと、買う人はお金がかかる

賃貸主導に変われないのか

京都はそうなってる 大都市はゆっくりそうなる

 

涼しいという字は、さんずいに京と書く

 

 

アミアンとマクロンとジュール・ヴェルヌ

アミアンという町はマクロン大統領の出身地で

ジュール・ヴェルヌが議員だった町でもある。

合理主義志向、新しいものを取り入れながら世界を回してゆこうという進取の気性がある土地だ。

マクロンはしばしば叩かれているが、よくやっている。

論理的で、ぶれがないのだ。

 

 

オープンカフェの魅力

パリで一番いいオープンカフェはどこだろうか。

道ウォッチングって、あちらではひまつぶしの、有力な方法の一つ。

【裏道散歩】 パリ | サン・マルタン運河界隈 | 東駅からレピュブリック広場 - YouTube

道に並んだカフェのテラス席こそ、フランスらしいと書いたが、

実際そこに陣取って長い間道行く人を見ていると、すこし感覚が変わってゆくのが分かる。

いまコミュニテイ復活とか、共有スペースとか、話題だけれども、

こここそ自然にそれを成し遂げていると感じられる。

「心が開いたモード」が必要なんだけれど、そのスイッチを入れるのが、

こういう屋外の仕掛けなんだと思う。

なぜか外で飲み食いしていると、垣根が取れて自然に隣のテーブルとも会話が生まれる。

実際、壁というのは取るのが難しく、

色んな工夫がいるのだろう。

ふとしたすきまに、椅子が並び、二人が座ると、もうそこがカフェになる。

対話はあってもなくてもいい。

上手く言えないが、日本のようにカラオケさえ個人グループで箱で区切るのと真逆の、

他者ともスペースを共有しようという傾向が、そこにある。